マーラー交響曲第7番
マーラー 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 / ハイティンク (1992)
この作品は宮下さんの解説によると、あまり演奏されなかった最近は演奏されるようになった曲だそうで、交響曲の中でもかなり今日的ということです。
つまり時代がマーラーに追いついたってことですね。
芸術はたぶん絵でも音楽でもなんでもよくこういう表現をしますが、
どっちが先なのかというのは、難しい問題だと思います。
マーラーの曲が出来て、難しすぎて、忘れられて、
その後誰かが思い出して、影響を受けて、新しい音楽を作り、
そしてその音楽が認められ、そしてまたマーラーに戻る、というサイクルなんでしょう。
まあいろんな分野でも結局こうなのかもですが。